事例
CASE 04
10mの製品を検査機で測定
柏木鉄工はお客様の様々なご相談やご依頼などを、もてる知識や経験、能力を活かしてできる限りお応えする会社です。その事例をお伝えします。
どのようなご相談だったか教えてください。
海外での加工、海外調達をするにあたり、柏木鉄工に入荷してからの検査作業は常に行っておりましたが、工場内では測りきれない物に関しては、海外の現地へ赴いて検査をする必要がありました。しかし、コロナ禍などの影響もあり現地へ赴くことはできなくなりました。したがって、最近では海外で加工して現地の加工会社で検査したものを信頼なければならないケースが増えました。品質への信頼性を高めるために、日本国内で検査できる幅を広げられないかというご相談をいただきました。
海外で加工するものはどれくらいの大きさのものですか?
小さいものは数ミリ、大きいものは10mほどになるものもあります。またご依頼によっては数も多くなりますので、海外で加工したものを、日本国内に入ってきてから機械に載せ直して測定や検査をすることは作業的にもコスト的にもとても困難でした。
どのような解決、ご提案をされましたか。
ワイドエリア(大きなもの)でも高い精度で測定のできる検査機を導入しました。この検査機は数メートルの大きなものでも、機械に載せ直したりすることなく測定ができます。海外に赴いて検査をするか、現地での検査結果を信じるしかなかったこれまでと比べ、大きなものでも国内でしっかり検査できるようになりました。
国内でもしっかりとした検査ができると安心ですね。
ダブルチェックは普段から行っておりましたが、柏木鉄工内で測れる幅が広がったので、検査精度を向上させることができました。また、海外へ赴く時間やコストを削減することも可能になったので、検査機材を導入することで様様な課題が解決できました。
お客様へより良い品質でお届けできるようになったのですね。
海外での調達だけでなく、社内で製作したもの、協力会社さんで製作したものも含め様々な製品で小さいものだけでなく、大きなものでも測定、検査ができるようになりました。柏木鉄工では精度の高い製品をお届けして、お客様にご満足いただけることを大切にしております。今回の機材の導入で検査の幅が広がり、より品質を高めることができました。
高い品質の製品をお届けするために測定、検査を大切にしているんですね。
自社の製品の品質を高める事ができて嬉しく思います。柏木鉄工で製作をしたものだけでなく、お客様が製作されたものなどの検査などもお手伝いできたら、より多くの方や会社さまに喜んでいただけるのではないかと考えています。大きなもので測定、検査が難しいということがありましたら、お気軽にご相談ください。